作曲:Tatsuya 作詞:kikyow 時雨 途方に暮れる 貴方の声は遠く 背中 追いかけられず 見えなくなった あの夏の日は今日までの 私を象る光 忘れようと目を閉じて 思い描く灰色の空を 最後の言葉の意味を 濡れた頬拭った手のひらに隠して いつまでも教えてあげないの 優しく微笑んで いつもみたいに笑ってさよなら 明方 悲しい目覚め 昔の夢を見ていた気がする 何故だか涙溢れて 胸が痛くなる 顔のない人の群れに沿い 感情亡くして歩く 探す事もなかったけど いつでも胸の中にあった 誰かが教えてくれた 花の名前 今では思い出せないけど いつの日か笑える日が来たら 静かに目を閉じて この歌を聴かせたい そんな気持ち 沛然と止む事もなく アスファルト穿つ雫は何処へ流れる いつの日か辿り着くのならば 流されるままに 最後の言葉の意味を 濡れた頬拭った手のひらに隠して いつまでも教えてあげないの 「貴方に恋してた」 伝えられなかった 「好きだよ」